WAIS-Ⅳをスタート

これまで実施してきた、WISC-Ⅴは5歳から16歳11か月までできる検査でしたが、この度16歳から90歳11か月まで検査を実施することができる、WAIS-Ⅳも実施可能になりました。

知的・認知的側面を測定する検査

知的側面(IQ)を測定する検査として、ウェクスラー式の検査(WISCやWAIS)があります。これは知能検査です。
ウェクスラー式の検査では、さまざまな問題に回答していただくことで、その年齢における平均的な能力に満ち足りているかなどを評価することができます。

発達障害と検査との関係

 たとえば、発達障害を抱える場合、ある知的側面に特徴があることが知られています。したがって、発達障害の評価を行う際に、ウェクスラー式の検査を用いることがあります。ただし、検査の結果だけど発達障害であるということを決定づけることは困難です。またそれらの診断は医療機関でしかできません。
 ウェクスラー式の検査のみならず、心理検査の結果はそれだけで何かを決定づけることはできません。専門医と連携し、その人がより良く生きるためのひとつの材料にすぎません。しかしながら、その材料を手に入れる(検査結果を手に入れる)ことで、特徴をつかむことは可能です。
自分の羅針盤にもなりえることもあります。

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