学校へ行きたくない。

子どもが「学校に行きたくない」。その言葉は親にとってこんなにも悩ませる言葉はありません。

子どもの「行きたくない」には、どんな状況があるのでしょうか。

心理的・環境的な理由

  • 友だちとの人間関係がうまくいかない
     → 無視・いじり・仲間外れ・距離のある空気など
  • 先生との相性が悪い/注意されて傷ついた
     → 理不尽に感じた、否定されたと感じた
  • 授業についていけない・勉強に苦手意識がある
     → わからないまま置いていかれる不安や劣等感
  • クラスの雰囲気に馴染めない
     → 発言できない、発表が怖い、集団行動が苦手、ふざけた感じが嫌
  • 疲れている・睡眠不足・体がだるい
     → 本人も「理由がわからないけど行きたくない」と感じることも

親としてどう対応すればいいのでしょう。

まずは「理由より気持ち」を受け止めることはとても大事です。
「行きたくないんだね」
「そう感じるくらい、つらい思いをしてるんだね」
➡ 「どうして?」「何が嫌なの?」と詰めると、子どもは心を閉ざしがちです。
原因を探る前に“気持ちに寄り添う”ことが最優先です。

焦って登校させようとしない

「明日から行けるようにしようね」ではなく、
「しばらく休んで、元気を取り戻そうか」と言える余裕が大切です。
➡ 親が“登校”をゴールにすると、子どもは「行けない自分=ダメ」と思ってしまいます。

家庭を“安心できる避難所”にする

「学校に行けなくても、ここにいていいんだ」と思えることが、回復のスタートライン。
➡ 家でリラックスできる時間があれば、心が回復していく力が自然に働きます。

話したがらないときは無理に聞かない

話せるときが来たらで大丈夫。「聞く準備はできてるよ」という態度が大切。
➡ 「話したくない」=親を拒否しているわけではなく、自分の中でも整理がついていないサインです。

些細なことでも大丈夫です。相談ください。

親子だけで抱え込まずに“味方”を増やすことも大切です。

子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、それは「行かない選択」ではなく、
「助けてほしい」という心のサインかもしれません。

親としてできる最大のサポートは、“安心してつらさを出せる場”をつくること。

そこから回復への一歩が始まります。

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