この子、普通じゃないかも…”と悩んだときの第一歩
今回は、親御さんからよく寄せられるご相談――
「この子、なんだか普通じゃない気がするんです…」という不安についてお話します。
なんとなく感じる“育てにくさ”に、名前はつかない
子育てをしていると、
- 周りの子とちょっと違う
- 指示が通らない、気分の波が激しい
- 一つのことに集中しすぎる
- 「なんでできないの?」と思ってしまうことが増えた
そんな“モヤモヤ”を抱えることはありませんか?
この段階では、発達障害でもギフテッドでもないかもしれません。
でも、親が感じる**「何かおかしい」**という直感は、意外と当たっていることが多いのです。
「病名」よりも、「今、困っていること」に目を向けて
大切なのは、
「この子は何の診断に当てはまるか」ではなく、
「今、何に困っているのか」を見つけることです。
たとえば…
- 友達とトラブルになりやすい
- 感情が爆発しやすい
- 忘れ物が多く、支度に時間がかかる
- 自信がなく「どうせできない」と言ってしまう
こうした“日常の小さなつまずき”が、子どもからのSOSかもしれません。
親にできる“第一歩”
では、親としてまず何ができるでしょうか?
おすすめの第一歩は、以下の3つです。
① 気になる行動を「記録する」
感情的に悩むだけでなく、
・どんな場面で
・どんな行動をし
・どんな反応があったか
をメモしておくと、後の相談のときにも非常に役立ちます。
② 親の「困り感」も言葉にしてみる
子どもだけでなく、あなた自身の思いも大切です。
「怒ってばかりで疲れている」
「他のママと比べて落ち込む」
といった気持ちも、無視しないであげてください。
③ 一人で抱え込まず、相談してみる
身近な保育士さん、学校の先生、心理師など、
「信頼できそうな人」に話してみるだけでも、状況が整理されます。
状況によっては、WISCなどの心理検査で「その子の特性」を客観的に知ることも助けになります。
「普通」じゃなくていい。その子らしさを大切に。
子どもにとって一番の安心は、親が味方でいてくれること。
「普通」に当てはめるのではなく、「この子らしさ」を見つけることが何よりの支えになります。
今、あなたが感じている“違和感”は、
お子さんの困りごとに気づくための大切なサインかもしれません。
こんなサポートもしています
私は、子どもの特性を理解するためのWISC検査や、
保護者の方とのフィードバック面談を行っています。
「相談したいけど、何を話したらいいかわからない」
「発達障害ではないけど、育てにくい気がする」
そんな方も、どうぞ気軽にお問い合わせください。
▶【関連ブログ】
・「WISCで見える“賢いのに困っている子”の正体」
・「ギフテッド?発達障害?その間にいる子どもたち」
親の“違和感”は、大切な気づきのサイン
- 診断名より「困りごと」に目を向けよう
- 記録する・気持ちを言葉にする・誰かに話す、が第一歩
- 「普通じゃない」は「その子らしさ」かもしれない
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