ギフテッドなのか、発達障害なのか判断がつかない子
今回は、最近相談が増えている「ギフテッドなのか、発達障害なのか判断がつかない子」についてお話しします。
「うちの子、なんか極端で…」と感じたこと、ありませんか?
- 言葉が早く、知識も豊富
- 興味のあることには夢中になるけど、それ以外は全然ダメ
- 集団行動が苦手、空気が読めない
- 学校では「問題ない」と言われるけど、家では毎日爆発…
そんなお子さんに、あなたも心あたりがあるかもしれません。
ギフテッド?発達障害?その“間”とは
一般的に、「ギフテッド(才能児)」はIQが高かったり、創造性や集中力に秀でていたりします。
一方で、「発達障害」と呼ばれる子どもたちは、注意の偏りや感覚の過敏さ、対人関係の苦手さなどを持つことがあります。
でも実は、その両方の特性を併せ持つ子どもたちがいます。
それが、**2E(ツーイー / Twice-Exceptional)**と呼ばれる子どもたちです。
2Eの子どもたちが持つ“二重の特徴”
🔹【強み(ギフテッド性)】
- 好奇心が旺盛で、深く掘り下げる力がある
- 独特な視点やアイデアを持つ
- 高い言語能力、図形理解力、論理的思考力 など
🔸【困りごと(発達的な特徴)】
- 集団活動が苦手、協調性が低い
- 感覚過敏(音・匂い・触覚に敏感)
- 感情の起伏が激しい、癇癪がある
- 書くのが遅い、忘れ物が多い、マルチタスクが苦手
このように、“賢さ”と“生きづらさ”が同居している子どもたちなのです。
周囲からの誤解が生きづらさを生む
2Eの子どもたちは、その特性ゆえに誤解されやすいです。
- 「怠けている」「わざとやっている」
- 「頭はいいのに、なぜできないの?」
- 「問題行動がないから支援の対象にならない」
結果として、学校でも家庭でも理解されず、孤立感・自尊心の低下・不登校につながることもあります。
親にできる“最初の一歩”は、「特性を正しく理解すること」
2Eの子どもたちには、「できること」と「できないこと」の差が大きくあります。
それは“努力”や“性格”ではなく、脳の特性によるものです。
まずはその子の「強み」と「困り」を丁寧に見つめ、
必要であればWISCなどの検査を使って、客観的に整理することがとても有効です。
まとめ|ギフテッド?発達障害?両方かもしれない。それでも…
子どもはラベルではありません。
大切なのは「この子がどんな特性を持ち、何に困り、何にワクワクするのか」を理解することです。
2Eの子どもたちは、環境が整えば大きく力を発揮する可能性を持っています。
そのためには、まず親が「わが子を理解しようとすること」から始まります。
よろしければご相談ください
私はこれまで、WISCを通じて多くの子どもたちの強みと困りごとを見つけてきました。
「この子、何か違うかも?」と感じたときは、それがサインです。
オンラインでの個別相談や、フィードバックセッションも行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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